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ブログを見返してみたらなんだか暗い内容が多くてこれはいけないと思いました。おれはどちらかというとシリアスな人間だけど、人前でかなりポップに振る舞っている自覚がある時も結構あって、総合すると普通ぐらいのテンションかなと思っているけど、このブログのいくつかの文章から浮かび上がるおれの人格は全体的に黒みがかかっている。今、twitterでやたらうるさい人は現実ではめちゃ無口、という自分の中の偏見を思い出しました。おれはブログでは暗いけど、現実だと楽観的、という風になってると思います。ちなみにブログやtwitterでの人格がその人の本当だとかそういったことは全くなく、違う相手、プラットフォームを相手にしているんだから違う面に光が当たって見えているだけだということは付記しておきます。全てその人の一部。

 

これが文章ではなく声の記録媒体だったら、内容はどうなっているのだろう。おれは人と話していると口からことばが自動的に出てくるみたいにベラベラ喋ってしまうということがあります。多分、それは思考というより運動に近くて、ボールが飛んできたらキャッチするために足が地面を蹴って体をその方向に移動させるみたいに、言葉が言葉を反射的に探し出してその連鎖が発話になっているような状態です。おそらくこれがポッドキャストみたいな感じだったらそういう風に自動的に、それもそういうリズムで喋ると自然と明るい話題をベラベラ喋るようなものになっていた可能性もあります。一見、運動としての語りなんて表面的で面白くなさそうだけど、(シュルレアリスムの自動筆記や精神分析の臨床問診じゃないけど)意識していなかった自分の中での理屈みたいなものが発見できていいかもしれない。事実、この文章はできるだけ気を抜いて書くようにしていて(なので文語で書くという基本を結構破ってしまう)、その中で生まれた自分的には面白いアナロジーみたいなものもある。